
髙橋海人さんの映画初主演が決まり、『プリズム』で演じる「踊れなくなった元ダンサー」という役柄が気になります。
本記事では、初主演映画の知らせに注目し、以下の4つの構成で作品の情報と身近な豆知識をお伝えします。
- King & Prince公式が伝えた髙橋海人さんの初主演映画のニュース紹介。
- 「映画を観るときの身体と気持ち」に関する2つの豆知識。
- ジムより映画館?恐怖で痩せるホラー映画の新常識がやばすぎる!?
- なぜ映画館デートは恋が芽生えやすいのか!?隣の人を好きになってしまう「吊り橋効果」がやばすぎた!
- Xのコメントまとめ。
- 筆者の感想。
今回の発表とともに、映画が身体や気持ちを動かす面白さにも触れていただき、誰かと観る楽しみや作品との向き合い方を考えるきっかけになれば幸いです。
それでは、King & Prince公式が伝えた映画の発表からご紹介します。
King & Prince公式が伝えた髙橋海人さんの初主演映画のニュース情報
King & Prince公式による髙橋海人さんの映画初主演の案内をご覧ください。
『プリズム』の公開を楽しみにする今回のニュースを入り口に、映画の緊張や一緒に観る時間が身体と気持ちに関わる、2つの豆知識をご紹介します。
ジムより映画館?恐怖で痩せるホラー映画の新常識がやばすぎる!?
怖い映画を見て、思わず体に力が入った経験はありませんか。
映画を見ているだけでも身体はエネルギーを使いますが、恐怖と消費エネルギーの関係を調べた小規模な調査も報じられています。※1
ただし、見出しのように映画館がジムの代わりになり、ホラー映画で痩せると実証されたわけではありません。
恐怖による身体の反応と、減量や運動の効果を区別しながら見ていきましょう。
90分で約113キロカロリーという報道をどう読むか
2012年、英国ウェストミンスター大学の研究者による調査が報道されました。※1
映画レンタル会社LOVEFiLMが依頼した、参加者10人の小規模な調査です。※1
ホラー映画を視聴した際の消費エネルギーについて、90分で約113キロカロリーなどの数字が紹介されました。※1
ただし、鑑賞している間の総消費量と、怖さによって追加で増えた消費量は同じではありません。
報道の数字を、そのまま「座っているだけで運動と同じ健康効果が得られる」と読み替えることはできません。
恐怖に伴う心拍などの身体反応
怖い場面では、心拍が速くなったり、身体に力が入ったりすることがあります。
画面の出来事が現実ではないと分かっていても、身体が反応する経験は身近ですね。
この調査でも、心拍や酸素摂取量、二酸化炭素排出量などが測定されたと報じられています。※1
研究者は、恐怖に伴うアドレナリンなどの反応を、消費エネルギーの変化に関わる説明として挙げています。※1
ただし、観客全員が同じ量のアドレナリンを分泌し、同じ割合で代謝が上がると示したものではありません。
一時的な緊張で脈が速くなることと、継続した運動による身体づくりは、分けて考える必要があります。
映画の怖さの感じ方や、鑑賞前の状態も、人それぞれ異なります。
また、報道された測定結果だけから、長期の体重変化や健康への効果までは分かりません。
「身体を動かさない疑似運動」という言い方で、運動の代替になると受け止めないことが大切です。
作品ごとの数字は、条件を踏まえて受け止める
報道では、調べた作品ごとの消費エネルギーの違いも紹介されました。※1
『シャイニング』は184キロカロリー、『ジョーズ』は161キロカロリー、『エクソシスト』は158キロカロリーとされています。※1
これらは限られた調査で報じられた値であり、誰が観ても同じ数字になるというランキングではありません。
突然驚かせる場面が心拍の変化に関係するという説明はありますが、作品の怖さを一律に数値化したものでもありません。
上映時間などの条件も異なるため、映画の優劣や、痩せやすさの順位として使うことはできません。
「サスペンスは必ず消費が少ない」と、ジャンル全体について結論づけることもできません。
減量のために無理に強い恐怖を求めるより、楽しめる作品を選びたいですね。
怖い映画と身体の反応の関係は面白い話題ですが、小規模な調査を減量効果の証明に広げないことが大切です。
映画を観るときは、体重や消費カロリーを気にし続けるより、物語や演出を自分のペースで楽しみたいと思います。
食べながら観れば効果がなくなるといった単純な計算も、この調査だけではできません。
気持ちよく楽しめる範囲で、映画が心や身体を動かす不思議に目を向けてみてはいかがでしょうか。
なぜ映画館デートは恋が芽生えやすいのか!?
隣の人を好きになってしまう「吊り橋効果」がやばすぎた!
映画を観た後、相手との会話が弾んだ経験はありませんか。
一緒に物語を楽しむ時間は、互いの好みを知る機会にもなります。
ただし、映画館なら必ず恋が芽生えるという科学的な法則があるわけではありません。
ここでは「吊り橋効果」として知られる心理学研究を手がかりに、身体のドキドキと印象の関係を考えます。※2
「覚醒の誤帰属」という考え方
1974年、ダットンとアロンは、高い吊り橋などの状況と異性への反応を調べる研究を報告しました。※2
吊り橋の条件では、女性調査員に後で連絡する行動などに違いが報告されています。※2
この研究は、不安や緊張による身体の反応が、他者への反応に関わる可能性を考える手がかりです。
その説明の一つが、身体の高ぶりの原因を別のものに結びつける「覚醒の誤帰属」です。
例えば、緊張でドキドキしているときに、その気持ちを目の前の相手の印象と結びつける、という考え方です。
ただし、実験は映画館で恋人になる確率を測ったものではありません。
吊り橋の条件の結果を、全てのデートや、どの相手にも起こる効果とみなすことはできません。
映画で緊張したら必ず隣の人を好きになる、といった単純な関係でもないのです。
暗闇と近い座席─心地よさには個人差がある
映画館は、同じ方向を向いて、一定の時間を過ごす空間です。
ずっと話し続けなくても一緒にいられる点を、気楽に感じる人もいるでしょう。
一方、暗い場所や近い座席に緊張する人もいるので、同じ環境でも受け止め方は変わります。
座席の距離が必ず45センチ以内だとか、近ければ自動的に親密になると決めることはできません。
また、感動的な場面で必ずオキシトシンが分泌され、隣の人への好意が増すという仕組みは、引用した研究では検証されていません。
相手が安心して過ごせるかを確かめることが、座る位置の心理効果を期待するより大切だと思います。
映画のジャンルで、印象はどう変わるのか
ホラー、アクション、コメディ、恋愛映画では、それぞれ違う気分や話題を楽しめます。
怖い映画が好きな人同士なら、緊張する場面も、後で語り合う楽しみになるかもしれません。
逆に、苦手な相手に無理をさせると、楽しい時間にならないこともあります。
1981年のホワイト氏らの研究では、身体の高ぶりが相手の評価を強める可能性が検討されています。※3
魅力的な相手はより魅力的に、そうでない相手はより低く評価されるという方向もあり、誰にでも好意が増すとは限りません。※3
どのジャンルが最も恋愛に効くかという順位や、どの作品でも恋愛感情を高めるという結論は出せません。
デートの作品選びでは、相手が観たい作品や、避けたい表現を気軽に聞けるとよさそうです。
映画館デートは心理効果を狙う場というより、同じ体験から自然に会話を広げられる選択肢の一つです。
身体のドキドキと相手への印象が関係する可能性はあっても、恋が進むかどうかには多くの要因が関わります。
次に一緒に映画を観るときは、相手の感想を決めつけず、どの場面が好きだったか聞いてみてはいかがでしょうか。
特別な効果を期待しすぎず、互いが自然体で楽しめる時間を大切にしたいですね。
Xのコメントまとめ
筆者のコメント
髙橋海人さんが映画で初主演を務めるという公式の発表は、短い文章なのに、いくつも想像が広がる知らせでした。
映画の名前は『プリズム』で、演じるのは、踊れなくなった元ダンサーの沖田律です。
私はまず、普段の活動を知っている人ほど、この役柄をどう受け止めるのだろうと考えました。
踊る姿を楽しみにしているからこそ、踊れない人物を演じるという設定に、別の期待や心配も生まれそうです。
その複雑さが、映画の公開を待つ時間を面白くしているように感じます。
本人の得意分野と役柄に接点があると、私たちはつい本人の経験まで重ねて見たくなります。
それでも、律という人物には律自身の物語があるので、その違いを楽しむ気持ちも持っておきたいですね。
役を演じる人への応援が、登場人物の心を知りたいという興味へ変わっていく瞬間が、映画にはあると思います。
今回も、発表をきっかけに初めて作品を知った人が、本編でどんな人物に出会えるのか楽しみです。
公式の返信欄で目に入ったのは、初主演を祝う言葉や、公開を待ちきれない気持ちでした。
一つの発表に対して、それぞれの日常の中から喜びの言葉が届く様子には、温かいものがあります。
会ったことのない人同士でも、同じ知らせを受け取って、同じ日を楽しみにできるのは素敵なことですね。
誰かと一緒に観る人も、一人でじっくり観たい人も、それぞれの楽しみ方があってよいと思います。
私は、一緒に観る相手がいるなら、上映後に少しだけ感想を話せる時間を取っておきたいです。
同じ映画でも、笑った場面、気になった言葉、心が動いた瞬間はきっと違うからです。
その違いを知ることで、映画の内容だけでなく、相手の大切にしていることにも触れられるかもしれません。
ただ、感動しなければいけないとか、同じ感想でなければいけないと思う必要はないですね。
自分には分からなかった場面を、相手はどう見たのか聞いてみるだけでも、鑑賞後の時間は豊かになりそうです。
『プリズム』というタイトルから、今は私なりにさまざまなイメージが浮かびます。
けれど、その意味を先に一つに決めず、本編を観てから自分の中で受け止め直したいと思いました。
公開前の想像と、観終わった後の印象がどう変わるのかも、映画ならではの楽しみです。
2027年3月5日が近づくにつれ、今の期待も、もう少し具体的なものになっていくのでしょう。
その日まで、発表された事実を確かめながら、新しい情報を楽しんで待ちたいです。
髙橋さんの初主演作が、応援してきた方にも、初めて演技に触れる方にも、それぞれの心に残る作品になることを願っています。
引用文献
- ※1 The Indian Express/PTI(2012)「Watching horror films burns nearly 200 calories a time: study」(研究を紹介した報道)。
https://indianexpress.com/article/news-archive/print/watching-horror-films-burns-nearly-200-calories-a-time-study/ - ※2 Dutton・Aron(1974)「Some evidence for heightened sexual attraction under conditions of high anxiety」。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/4455773/ - ※3 Whiteほか(1981)「Passionate love and the misattribution of arousal」。
https://doi.org/10.1037/0022-3514.41.1.56





















