【爆笑】ピエール瀧「草野球チーム名はピエール学園」共演者驚きの反応

ピエール瀧さんがバラエティ番組で語った「草野球チーム・ピエール学園」の話には、思わず笑ってしまうと同時に、その人柄や野球への愛情の深さを感じました。草野球というと、仲間内でワイワイ楽しむ程度のイメージを持つ方も多いと思いますが、瀧さんの場合は少し違います。きっかけは30代後半の頃、草野球仲間に「ピッチャーやってみませんか？」と声をかけられたこと。軽い気持ちで参加してみたら、なんとそこにいたのはロッテの選手たちだったという驚きの展開。普通なら「冗談でしょ」と言いたくなるようなシチュエーションですが、実際に瀧さんはプロ選手たちを相手にマウンドに立ったわけです。その経験が後のマリーンズファンとしての生活につながっていったという流れも、なんだか人生の偶然の面白さを感じます。

特に面白いのは「ピッチャー俺以外全員プロ」というエピソード。打たれたと思っても守備陣が華麗にアウトにしてくれるという、普通の草野球ではあり得ないシーンを体験できたのは、まさに“芸能人冥利”とも言えるでしょう。そんな非日常が積み重なって「試合を観に行こう」という流れになり、2005年のバレンタイン監督時代からマリーンズを熱心に応援するようになったというのも納得です。

さらに、コロナ禍で時間が増えたことをきっかけに「全部の試合を見るようになった」と語った点も印象的でした。誰もが生活リズムを変えざるを得なかったあの時期に、瀧さんは野球観戦に深くのめり込み、その後も習慣として続けているというのは、まさに“好きだから続けられる”好例だと思います。ファンにとって、推しチームの試合を全て追うのは並大抵の情熱ではありません。その一方で「草野球は休み休みだから、そんなに一生懸命やってないよ」と飄々と語る姿も瀧さんらしく、力の抜けたユーモアを感じさせます。

そして極めつけは、自分の草野球チームを「ピエール学園」と名付け、30年以上活動を続けているという事実。名門PL学園をもじったそのセンスに、番組共演者が爆笑したのも納得です。単なるネタではなく、30年以上もその名前で仲間と続けてきたという積み重ねは、言葉以上の説得力を持っています。おそらく本人にとっては特別に気取ったものではなく、“自然に続いてきた日常”なのでしょう。ですが、そこに人の温かさや人生の豊かさが表れていて、聞いている側には深い余韻を残します。

このエピソードを通じて、瀧さんの人間味あふれる一面が垣間見えました。音楽活動や俳優業での顔とはまた違い、野球好きの一人の男としての素朴な姿勢に共感した人も多いのではないでしょうか。笑いを交えながらも、自分の人生に自然に根付いた野球との関わりを語る姿には、年齢を重ねても変わらない“遊び心”と“情熱”が感じられました。