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『VIVANT』再開を前に考察で溢れる!?公式投稿に寄せられた反応が話題に

『VIVANT』公式が「10.4 RE:START」と投稿し、Xでは再開を待つ気持ちや、登場人物の運命を気にする反応が見られます。

そこで本記事では、今回の再始動告知を入り口に、以下の4つの構成で話題のニュースと知っておきたい豆知識をお届けします。

  1. 『VIVANT』公式の「10.4 RE:START」投稿紹介。
  2. 「視聴習慣とフィクションの影響」に関する2つの豆知識。

    テレビを見ることと健康的な老化の関係は?長時間の座りっぱなしを研究から考える。

    あなたの常識が裁判を変える!?ドラマの影響として議論される「CSI効果」とは。

  3. Xのコメントまとめ。
  4. 筆者の感想。

今回のニュースに注目しながら、長時間の視聴習慣やフィクションの受け止め方にまつわる豆知識も身につけていただき、ドラマとの付き合い方について改めて考えるきっかけになれば幸いです。

それでは早速、『VIVANT』公式のニュースから見ていきましょう。

『VIVANT』「RE:START」のニュース情報

今回の『VIVANT』再始動に関する公式投稿をご紹介します👇

今回の『VIVANT』再始動をきっかけに、夢中になる作品を長く楽しむための視聴習慣と、フィクションの影響にまつわる2つの豆知識をご紹介します。

テレビを見ることと健康的な老化の関係は?
長時間の座りっぱなしを研究から考える。

ドラマを楽しんでいると、つい長く座ったままになってしまうことがあります。

テレビそのものが悪いという話ではありませんが、視聴習慣と体を動かす時間のバランスは気になるところです。

2024年に発表された研究では、座ってテレビを見る時間と「健康的な老化」との関係が検討されました。※1

「2時間で12%」は健康寿命の短縮率ではない。

研究は、米国の女性45,176人を対象に、約20年間のデータを用いて行われました。※1

1日当たりの座ってテレビを見る時間が2時間長いことは、健康的な老化のオッズが12%低いことと関連していました。※1

ここでいう健康的な老化は、70歳以上まで生存し、主要な慢性疾患や記憶、身体機能、精神的健康の問題がない状態として定義されています。※1

「健康寿命が12%短くなる」という意味ではなく、4時間見れば単純に24%悪くなるという計算も適切ではありません。

長時間の視聴と日常の活動を一緒に考える。

この研究は日常の行動と将来の状態との関連を調べた観察研究です。

テレビ視聴が直接の原因だと確定したわけではなく、ドラマやバラエティーといった番組の種類による違いを証明したものでもありません。

したがって、「夜にドラマを一気見すると健康リスクが急激に高まる」と、この研究だけで断定することはできません。

作品を楽しむことと、長く座ったまま過ごすことは分けて考えると、習慣を見直しやすくなります。

運動で帳消しにするという考え方は避ける。

研究では、座って過ごす時間を身体活動などに置き換えた場合の関連も、統計モデルで推定されています。※1

しかし、テレビを見た時間と同じだけ翌日に歩けば、健康への影響が必ず消えると確認されたわけではありません。

軽い活動を増やすことも、特定の病気を予防できるという保証ではありません。

視聴の区切りに立ち上がったり、生活の中で歩く機会を作ったりするなど、取り入れやすい方法を考えてみるとよいでしょう。

研究が示したのは、長時間のテレビ視聴と健康的な老化のオッズとの関連です。

寿命が一定割合で縮むという意味でも、運動すればリスクを完全にリセットできるという意味でもありません。

好きなドラマを楽しみながら、普段の活動とのバランスにも目を向けたいですね。

あなたの常識が裁判を変える!?
ドラマの影響として議論される「CSI効果」とは。

『CSI:科学捜査班』のような犯罪ドラマでは、科学的な証拠が事件の解明につながる場面が印象に残ります。

その描写が、現実の裁判に参加する人の期待にも影響するのではないかと議論されてきました。

「CSI効果」という言葉を知る際は、心配されていることと、調査で確認されたことを分ける必要があります。

科学的証拠への期待を巡る議論。

CSI効果は、犯罪ドラマの視聴によって、陪審員が科学的証拠に過度な期待を持つのではないかという議論に使われる言葉です。※2

米国の裁判関係者からは、DNA鑑定などがないと有罪判断が難しくなるのではないかという懸念が示されてきました。※2

ただし、こうした懸念が語られたことだけで、ドラマが実際に誤った無罪判断を増やしたと証明されたことにはなりません。

現実の事件でどのような証拠が必要になるかは、事件の内容によっても異なります。

期待の高さがそのまま評決を変えるとは限らない。

米国司法省の国立司法研究所が紹介する調査では、陪審員候補1,027人の視聴習慣や、証拠への期待などが調べられました。※2

CSI視聴者は科学的証拠への期待が高い傾向にありましたが、無罪判断に向かいやすいという一貫した結果は得られていません。※2

「物的証拠がなければ必ず無罪にする人が増えた」と言い切る説明は、調査結果を超えてしまいます。

ドラマの影響を考えるときにも、印象だけで結論を出さず、実際のデータを確かめる姿勢が必要です。

日本への影響をそのまま当てはめない。

この調査は米国の陪審員候補を対象としており、日本の裁判員への影響を直接確認したものではありません。

制度や説明の方法が異なるため、同じことが日本でも起きていると断定することはできません。

犯罪や捜査を扱う作品は、現実を知るきっかけにはなりますが、現実の仕組みをそのまま再現した教科書ではありません。

気になる描写があれば、作品の演出として楽しみつつ、実際の制度については別途確かめると理解が深まります。

CSI効果は、ドラマと現実の判断との関係を考えるための興味深い議論です。

ただし、ドラマが評決を変える影響が確立しているかのような説明には注意が必要です。

フィクションを楽しむことと、現実について根拠を確かめることを両立したいですね。

Xのコメントまとめ

それでは、『VIVANT』の再開や今後の展開について、Xに寄せられたコメントをご紹介します。

筆者のコメント

今回の『VIVANT』公式投稿を見て、物語が再び動き出すという知らせには、人を日常の中から作品の世界へ呼び戻す力があると感じました。

詳しい説明がなくても、タイトルと日付を見ただけで気になっていた場面を思い出せる方もいるでしょう。

それは、これまで見てきた時間が、自分の中に積み重なっているからだと思います。

ファンの投稿には、再開への喜びだけでなく、登場人物に無事でいてほしいという願いも見られました。

先の展開を知りたい気持ちと、つらい展開を見たくない気持ちが一緒になるのも、人物に思い入れのある作品ならではです。

私は、そうした複雑な気持ちを持てること自体が、ドラマを楽しむ豊かさだと思います。

ただ、作品への没入が深くなるほど、描かれていることを現実にも当てはめたくなる場面はありそうです。

人物の言動から相手の本心を読み取れる気がしたり、わずかな手がかりだけで出来事の全体像が分かる気がしたりすることがあります。

ドラマでは、その手がかりが後の展開につながるように作られている場合があります。

けれども、現実の出来事では、私たちが見ていない事情や、まだ分かっていない情報が多くあります。

作品を楽しむときの考察と、現実の誰かを判断するときの考え方は、少し切り替えたいと感じました。

今回紹介したCSI効果の議論も、その切り替えを考えるきっかけになります。

印象に残る描写があることと、それが現実の判断を変えたと証明されることは、同じではありません。

研究を読むときにも、驚きのある結論だけを拾わず、何を調べたのかを確かめたいです。

健康に関する数字についても、同じ姿勢が必要だと思います。

「テレビを見ると寿命が縮む」とだけ聞けば、好きな作品を楽しむことに不安を感じてしまいます。

しかし、今回の研究で考えたいのは、娯楽をやめることより、長く座ったままになる習慣との付き合い方です。

話の区切りに立ち上がるなど、小さな行動を取り入れる方が、自分の生活にもなじみやすそうです。

楽しい時間と健康を、どちらか一方しか選べないものにしたくはありません。

作品を長く楽しむために、休息や日常の活動も大切にするという考え方でいたいです。

『VIVANT』の再始動を迎える際も、すべての情報を追い切ろうとせず、自分が気になる人物や場面を入り口に戻ってみようと思います。

ほかの人の感想から新しい見方を知りながら、自分なりの受け止め方も残しておきたいです。

今回の告知が、物語を楽しむ気持ちと、日々の暮らしを大切にする気持ちを両立するきっかけになればうれしいです。

引用文献

  1. ※1「Sedentary Behaviors, Light-Intensity Physical Activity, and Healthy Aging」JAMA Network Open、2024年。
    https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2819832
  2. ※2 Donald E. Shelton/National Institute of Justice「The ‘CSI Effect’: Does It Really Exist?」。
    https://nij.ojp.gov/topics/articles/csi-effect-does-it-really-exist
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