【電撃】元阪神・藤浪晋太郎がDeNA移籍決定！NPB復帰で“再覚醒”なるか？

ついにこの時が来たか、という感覚です。藤浪晋太郎のNPB復帰、しかもDeNAとの契約合意。正直、藤浪はもう日本に戻ってくることはないんじゃないかとすら思っていましたが、やはり31歳、まだまだ若いし、再起の場としては絶好のタイミングだったのかもしれません。DeNAもシーズン中盤に差し掛かって、バウアーの不調や入江の離脱など、投手陣の懸念が出てきたタイミング。そこに「メジャー経験あり」「リリーフ・先発両方できる」「しかも復調気配」の藤浪。戦力補強としては理にかなっているし、ファン的にもロマンがある。

3Aでの成績は正直パッとしませんが、8試合連続無失点というのは、やはり才能の片鱗。元々「制球難の怪物」と評された彼ですが、荒れ球こそが武器だった部分もある。NPBならまだ通用するんじゃないか、という期待は拭えません。しかもDeNAにはデータやAIを駆使したサポート体制がある。これが藤浪の「再生工場」となる可能性は十分にあります。

藤浪本人にとっても、阪神時代のトラウマを捨てて、再び日本でのし上がるチャンス。横浜の街、そして熱いベイスターズファンに囲まれて、新たなモチベーションで投げる姿が早く見たいですね。個人的にはリリーフ起用が向いている気もするけど、先発に挑戦してほしい気持ちもある。投手としての最終章がここから始まるわけで、1球1球に注目したい。

また、NPB復帰が決まれば、対戦相手やファンの反応も含めて盛り上がるのは間違いなし。古巣阪神との対戦なんて、絶対に話題になるでしょうし、甲子園での登板が実現したら、スタンディングオベーションすらありそう。もちろん藤浪のメンタル次第ですが、「もう一度藤浪晋太郎が見たい」という声に応える舞台ができたのはファン冥利に尽きます。

SNSでも「横浜藤浪、絶対観たい」「ヤスアキジャンプと藤浪の荒れ球どっちが盛り上がる？」なんてネタが飛び交いそう。DeNAファンにとっても、相手ファンにとっても、これ以上ない注目株がやってきたわけで、これが上手くいけば大補強の一手だったと言われるでしょう。逆にコケたら…それはそれでまた話題になる。何にせよ、藤浪の復帰はNPBにとっても、プロ野球ファンにとっても大きなニュースだと感じます。