新千歳空港が突如の停電！エスカレーター停止・トイレ流れず・空調もダウン…“その時”のリアルな現地状況

空の玄関口・新千歳空港でまさかの「停電」が起きたという速報に、正直ギョッとしました。空港といえば、電気が途絶えるだけで一気に“安全な場所”が“危機感のある場所”に変貌してしまう。今回の停電は40分で復旧したとはいえ、その間の不便さと不安は相当なものだったでしょう。特に「トイレが流れない」「空調も停止」「飲食エリアの室温上昇」という報道には、想像しただけでも不快さと不安がこみ上げます。空港ってただでさえ人が多く、暑さや匂い、衛生面で気を使う場所。そこに停電でインフラが止まると、一気に“居たくない場所”に変わりますよね。

さらに、航空機の離着陸への影響は「不明」とされていますが、これがもし管制施設や滑走路灯などの設備にも影響していたら、ヒヤッとしたはず。飛行機が「安全な移動手段」として機能するのは、電気や設備が万全だからこそ。そう考えると「電気が止まることのリスク」って、普段の生活よりも空港や駅などの交通インフラでは致命的なんだなと再認識させられました。

それにしても、暑さ・トイレ・空調の三拍子が揃うと、わずか40分でも「人間ってここまで脆いんだ」と実感させられる気がします。特に今は全国的に暑い時期。もし長時間停電が続いていたら熱中症リスクも高まったでしょうし、混乱が起きても不思議じゃありません。現地の人たちはきっと「もしこれが飛行機に乗る直前や後だったら」と不安になったでしょう。

そして、こういう時のSNSの情報が、真偽含め一気に拡散される時代でもあります。現地の混乱や困惑が、冷房の効いた部屋で過ごす私たちの目にリアルタイムで流れてくる。だからこそ「自分の身にも起こるかもしれない」という視点で備えることの大切さを痛感しました。もし空港で停電に遭遇したら、何をすべきか、どの設備が止まるのか。そんな「もしも」の想定、意外と誰もしていませんよね。今回の一件、空港を利用する全ての人にとっての“危機管理の教訓”になると思います。