
FRUITS ZIPPERの仲川瑠夏さんの休養が発表され、いつ再びステージで会えるのか、心配している方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、休養の知らせを入り口として、以下の4つの構成でニュースと体や心についての豆知識をお伝えします。
- 仲川瑠夏さんの休養のニュース紹介。
- 「記憶と加齢」に関する2つの豆知識
テトリスが心の傷を癒す医学的奇跡病気になりやすい年齢が科学的に判明!?
病気リスクが急上昇する"老化の分岐点"がヤバい - Xのコメントまとめ。
- 筆者の感想。
今回のニュースに注目しつつ、記憶や加齢にまつわる豆知識を知り、人それぞれの回復のペースを考えるきっかけになれば幸いです。
それでは早速、仲川瑠夏さんの休養のニュースから見ていきましょう。
仲川瑠夏さんの休養のニュース情報
今回の仲川瑠夏さんの関連ニュースをまとめました👇
今回の仲川瑠夏さんの休養のニュースをきっかけに、本人がPTSDや加齢による不調を抱えているという意味ではない一般的な研究として、記憶と体の変化にまつわる2つの豆知識をご紹介します。
テトリスが心の傷を癒す医学的奇跡
シンプルなパズルゲームを、つらい記憶への治療の一部として活用する研究があります。
2024年のウプサラ大学の研究で報告されたのは、手順を定めた介入の結果であり、普段どおりテトリスをするだけで心の傷が治るという「奇跡」の証明ではありません。※1
1回の介入後に見られた症状の変化
研究は、COVID-19患者のケアに従事し、仕事に関連する侵入的な記憶を経験していた医療従事者164人を対象に行われました。※1
侵入的な記憶とは、望んでいないのに出来事の場面が繰り返し浮かぶことを指し、参加者は介入前に平均で週15回ほど経験していました。
5週間後、テトリスを含む介入群では平均週1回、比較する音声課題の群では週5回だったと報告されています。※1
6か月後のPTSD症状の評価にも差が見られましたが、この結果だけで、参加者全員のPTSDが治ったと解釈することはできません。
心的回転がカギを握る治療メカニズム
介入に含まれるのが、頭の中でブロックの向きを変えて考える「心的回転」です。※1
物体を別の角度から見た形を想像する、視覚的な作業だと捉えると分かりやすいでしょう。
約35分のセッションでは、記憶を短く思い出す手順などを行ったうえで、心的回転を意識しながら20分間テトリスをプレイしました。※1
視覚的な作業が記憶の処理に干渉するという考え方に基づきますが、つらい記憶がゲームに置き換わったり、消えたりしたと証明したわけではありません。
従来の治療を補う、新しいアプローチ
この方法は、つらい体験を詳しく繰り返し話すことを前提としない点が特徴です。※1
参加者は記憶を数語で示すなどの手順を行い、端末を使って介入に取り組みました。
研究では電話やビデオ通話などで担当者が支援し、遠隔で実施しています。※1
一人でゲームをすれば同じ結果になると確かめた研究でも、従来の治療が不要になると示した研究でもないことは押さえたいところです。
「認知ワクチン」としての未来展望
研究を率いたEmily Holmes教授は、将来の目標を説明する際に「認知ワクチン」という比喩を用いています。※1
これは薬や注射のワクチンが完成したという意味ではなく、つらい体験後の症状を減らす手段を広げたいという展望です。
医療従事者など、困難な体験に接する人を支える方法として、今後の検証が期待されています。
身近な道具を使っていても、介入の手順や支援体制を含めて評価する必要があります。
ゲームを組み込んだ研究は、記憶に関する苦痛を減らす新たな可能性を示しています。
希望のある結果だからこそ、「誰でも遊ぶだけで治る」と広げず、研究の条件と限界を一緒に受け止めたいですね。
病気になりやすい年齢が科学的に判明!?
病気リスクが急上昇する"老化の分岐点"がヤバい
2024年のスタンフォード大学の研究では、加齢に伴う分子などの変化が一様ではなく、40代半ばと60歳前後に目立つ傾向が報告されました。※2
ただし、全員が44歳や60歳の誕生日から急に病気になる、という境界線が判明したわけではありません。
108人のデータで見えた「老化の変化」
研究は25〜75歳の108人を対象に、血液などの試料から、分子と微生物の変化を継続的に調べました。※2
測定した13万5000種類以上のうち、約81%に年齢とともに一定の速度では変わらないパターンが見られました。
これは人体のすべての分子の81%ではなく、測定した対象についての結果で、変化がまとまる時期には個人差もあります。※2
40代に見られた「見えない体内変化」
40代半ばでは、アルコール、カフェイン、脂質の代謝に関わる分子に目立つ変化が見られました。※2
心血管の健康に関係する分子にも変化がありましたが、その年齢の人全員の病気の発症を直接確認した結果ではありません。
男性にも同様の傾向が見られ、女性の更年期だけでは説明できない可能性が示されましたが、更年期の影響が否定されたわけではありません。
60代で起こる「第二の老化波」の正体
60歳前後には、炭水化物の代謝、免疫の調節、腎臓の働きなどに関係する分子群で変化が報告されています。※2
こうした結果は加齢に伴う病気を考える手がかりですが、個人の発症時期を予測する診断法ではありません。
研究者は段階的な変化に注目する一方、生活習慣なども関係する可能性を挙げており、年齢だけが原因と決めることはできません。
40代と60代の変化は健康への関心を持つきっかけになりますが、特定の年齢を過度に恐れず、自分の状態と生活の変化を見ていくための研究として受け止めたいですね。
Xのコメントまとめ
それでは、仲川瑠夏さんの休養のニュースや本人に関する投稿について、Xで寄せられたコメントをまとめましたので、
紹介していきます。
筆者のコメント
今回の知らせで私が考えたのは、活動を止めている時間も、その人の人生の大切な一部だということです。
舞台に立つ日だけを価値のある時間と考えてしまうと、休養中の本人には、早く何かを示さなければという圧力が生まれかねません。
ファンとして次の歌を聴きたい気持ちはあっても、その期待を回復の期限に変えないようにしたいです。
仲川瑠夏さんの復帰時期は、回復の状況を踏まえて知らせるという案内でした。
先の予定が見えないことには落ち着かなさがありますが、今決めないという判断も尊重したいと思います。
人の体や気持ちは、イベントの日程に合わせて必ず整うものではないからです。
今回紹介したテトリスの研究を読んで、私は身近な道具の中にも、人を支える可能性が見つかることを面白く感じました。
同時に、良い結果を「遊べば治る」という短い言葉にしてしまうと、支援の手順や対象者の条件が見えなくなります。
回復に役立つ可能性があることと、誰にでも同じ方法が合うことは、分けて考える必要があると思います。
もちろん、この研究を本人の体調の説明に結びつけることはできません。
病名が示されていないところに、こちらが知ったばかりの情報を当てはめるのは、理解したつもりになるだけかもしれません。
年齢による体の変化の研究にも、似た読み方の難しさを感じました。
ある時期に変化が目立つと分かっても、それは誰かの未来を決めるカレンダーではありません。
私自身も、「この年齢だから仕方がない」と諦めたり、「まだ若いから平気」と負担を見逃したりせず、自分の変化を見たいです。
芸能のニュースに触れるときも、年齢や普段の印象から体力を決めつけないようにしたいと思います。
また、六人で活動を続けるグループを、足りない人数の舞台としてだけ見たくありません。
その時に届けられる歌や表情を楽しむことは、休んでいる一人を忘れることとは違います。
七人がそろう日への思いと、今のメンバーへの応援は、同時に持てるものだと思います。
寂しいという感想も、待っているという言葉も、相手を追い詰めない形なら大切にしてよいでしょう。
私が望むのは、戻るときも、まだ休むときも、本人が選びやすい場所が残っていることです。
新しい発表があれば公式情報を確認し、それまでは歌や思い出を楽しみながら、健康を優先する選択を静かに支えたいです。
そのためにも、回復の速さを外から比べない姿勢を常に持ち続けたいです。
引用文献
※1 Uppsala University「PTSD symptoms can be reduced through treatment including a video game」
※2 Stanford Medicine「Massive biomolecular shifts occur in our 40s and 60s, Stanford Medicine researchers find」
※3 FRUITS ZIPPER公式「仲川瑠夏の今後の出演について」




















